松岡正剛講演会の情報
『「松岡正剛 独演会」に参加してみた。』の講演内容について(続報)。
松岡正剛は、低い声をしたダンディな男性だった。
まず、松岡正剛氏と九州との関わりについての話。
たとえば、ダイエーホークスの最初のころに関わっていたという話だったり、当時の中内氏のアジア戦略ビジョンについての話だったり。
次に、九州についての話。
九州は日本にとって、すべての始まり(天孫降臨)、日本開闢から、南北朝時代の流れといい、歴史上、重要な位置を占めていること。
ちなみに、「九」とは、世界という意。
九州には4つの軸がある。
1.東アジア
2.地質学的
3.遠の帝(朝廷、太宰府)
4.南蛮文化(グローバル)
日本の3つの庭
1.神庭
2.斎庭(お白州、裁判所)
3.市庭(市場)
「庭」とは、国という意。
日本の神は、外来神(マレビト)。客神。Guest。
欧米の神は、主。Host。
松岡正剛氏は、非常に知識が豊富であったし、日本という存在、また、それにまつわるエピソードが大好きなのだろうな、と感じた。