「Googleブック検索」和解案、作家の回答期限を延長へ

Googleブック検索」和解案について、「告知期間」が60日間延長されたそうだ。

Googleブック検索」和解案については下記引用の通り。

日本の書籍全文が米国Googleブック検索に? 朝刊に載った「広告」の意味 - ITmedia News

和解によってGoogleは、今年1月5日以前に出版された書籍のうち、米国で市販されていない絶版書籍について、商用利用が可能になる。具体的には(1)書籍をスキャンしてデータベース化する、(2)書籍データやアクセス権を販売する、(3)各ページに広告を表示する――といったことが可能だ。

 Googleは、これで得た収益の63%を著作者に支払う。権利者への収益分配は、新たに設立する非営利団体「版権レジストリ」を通じて行う。Googleは版権レジストリの設立・運営費用として3450万ドル(約34億円)を負担する。

 また、今年5月5日以前にGoogleが無断スキャンした全書籍の著作権者に、補償金として総額4500万ドル(約44億円)以上をGoogleが支払う。書籍本文(Googleは「主要作品」と呼んでいる)について、最低60ドルを権利者に支払うとしている。

Googleブック検索」和解については、一応、ぼくも著者なので関係があったりする。
和解までの期限が延長とのこと。
著作権者たちにとっては、判断までの猶予ができたということでもある。

http://www.googlebooksettlement.com/