「仕事の人間関係がうまい人が成功する」ロナ・リヒテンバーグ (著)

「仕事の人間関係がうまい人が成功する」ロナ・リヒテンバーグ (著)を読んだ。印象的だったのは、次の二点。


1.役職と人間関係
一緒に仕事をしていたCEOがその職を退いてからおよそ二年になるとき、電話で話したいことがあるというメッセージが残っていた。その人は、メッセージを見て20分後に彼に電話をかけた。彼はこう言った。
「やはり君には感心するよ」
「どうしてですか?ただ電話をかけなおしただけで大げさね」
「わたしがCEOの職を退いたとたんに、電話をかけてもかけ直してこなくなった人間がどれだけいるか、君には想像もつかないだろうね」

やはり、相当の役職になると、役職ゆえに人が寄るということだろう。その地位ゆえに生まれる。肩書きがなくなっても、継続できる人間関係をつくりたいものだ。


2.男性は、最初に相手の実績を証明する話を聞きたがるもの

男性は、最初に相手の実績を証明する話を聞きたがるものだそうだ。実績を聞いて初めて、相手の力量を推し量ることができ、相手を信頼できるかどうかがわかるとのこと。

プロフィール自体がそのような効果を生み出すということだろう。何かの機会には、このことを頭の隅にでも入れておいて、自分のことについて話そうと思う。